
部門紹介
リハビリテーション部
部門概要
青寿会リハビリテーション部は、病院・介護の2つのグループに、リハビリテーション専門職である理学療法士21名、作業療法士11名、言語聴覚士3名(合計35名)が所属しています。(令和7年4月現在)病院グループは武久病院、介護グループは青寿会介護施設を担当し、各病棟や施設の役割に応じたリハビリテーションを展開しています。また個々人の疾患や症状に応じた標準的なリハビリテーションを提供できる体制の一環として、リハビリテーション部基本方針を設定して運営しております。
リハビリテーション部基本方針

実施しているリハビリテーションと特徴
病院グループ(回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、特殊疾患病棟、療養病棟)
回復期リハビリテーション病棟
脳卒中などによって手足に麻痺のある方、骨折、肺炎や外科的手術によって身体機能が低下した方に対して、栄養や運動量を調整しながらリハビリテーションを行います。ご本人や家族が大切にされている主観を考えながら、専門性の高い医学的なリハビリテーション計画を立案・実践しています。
地域包括ケア病棟
急性期治療を経過した方、及び地域(自宅や施設)で生活している方を対象としています。自宅や施設退院に向けてトイレや歩行などの日常生活動作や階段昇降や屋外歩行などの応用動作能力向上を目指し、リハビリテーションを行います。
特殊疾患病棟
パーキンソン病などの神経難病患者、脳梗塞後遺症などによる重度意識障害の方、脊髄損傷などの重度障害者など、長期療養が必要な方に対して、リハビリテーション部基本方針に基づいてリハビリテーションを行っています。出来る限り長く、現在の身体能力・ADL能力を維持していけるように、エンド・オブ・ライフケアの考えを大切に支援しています。
療養病棟
急性期医療の治療後に継続して医療提供が必要な方、または病院での療養が継続して必要な方を中心にリハビリテーションを提供しています。「在宅復帰機能強化加算」を算定しており、在宅復帰目標の患者においては期限にとらわれず、在宅復帰を目指しています。また、個々のQOL・QODをしっかりと意識して支援を行っています。

病院グループ

助手さん

POPO を用いた歩行訓練:お一人では歩行できない患者様に適応します

ココカラマットを用いた歩行訓練:同じ模様を踏むことにより転倒の危険を下げる訓練です

ティルトテーブルによる訓練:脚力を効率よく上げる工夫をしています

呼吸機能検査:機器を使用して呼吸リハの評価をしています

作業療法の場面:OTと手芸を通じた上肢機能の訓練です

言語療法の場面:ST が言語障害のある患者様と静かな環境で実施します
介護グループ(青海荘入所・通所、訪問、介護医療院、青海荘弐番館)
青海荘入所
入所されている方全員に対して、自宅・自宅系施設などへの在宅復帰やその後の生活を意識したリハビリテーションを個別に提供しています。また、生活機能向上を目的に多職種により切れ目のないチームリハビリテーションを行い、早期の在宅復帰を実現できるよう支援しています。短期入所では、ご利用様の心身機能や生活機能に合わせたプログラムを提供しています。
青海荘通所
ご自宅で要支援・介護認定を受けて生活されている方々が、“本当はしてみたい”と思っている(例えば、コンサートやパチンコまたは映画に行くなど)趣味や関心の伴った生活ができるように、心身機能の向上による活動範囲の拡大を行い、皆様の地域社会への参加や介護予防につながるように、個を重視したリハビリテーションプログラムの立案に心掛けています。
訪問リハビリテーション
通院・通所が困難な方に対し、ご自宅にお伺いし、実際での生活場面でのご利用者様・ご家族様の「したい」を大切に「できる」へつなげるよう、それが安心安全に生活の中で出来るよう“健康寿命”を意識したリハビリテーションを実施します。合わせて、介助方法の指導、福祉用具の選定、住環境に応じた住宅改修の助言を行うことで、ご家族の“介護負担の軽減”にも配慮しています。
介護医療院
長期にわたり療養が必要な要介護状態の方を対象に、心身機能低下の予防はもとより、人としての尊厳の保持や生活の質の維持・向上に対し重点を置き、活動や参加にも積極的に働きかけることの出来るようなリハビリテーションの展開を心がけています。
青海荘弐番館
長期的な療養が必要な要介護入所者に対し、リハビリテーションを行っています。「生活の場」であることを意識し、機能向上・維持に努めるとともに、重度化防止を図り、基本方針に基づいての個別リハビリや小集団リハビリに取り組んでいます。

介護グループ

青海荘入所:多職種とのカンファレンスの様子

通所リハビリの場面:デジタルミラーはゲーム感覚で楽しみながら、運動ができます

通所リハビリの場面:作業療法士と園芸と趣味を結びつけた訓練です

訪問リハビリの場面:生活に欠かせない行為をご家庭実践的に訓練します

介護医療院個別リハビリの様子

青海荘弐番館レクリエーションの様子
臨床実習について
【理学療法士 実習指導校】
- 下関看護リハビリテーション学校
- YICリハビリテーション大学校(山口)

スタッフの保有資格
リハビリテーション部では専門資格以外の研鑽も大切にしています。
1.運動器専門理学療法士 (日本理学療法士協会) |
1名 |
2.呼吸ケア指導士初級 (日本呼吸ケアリハビリテーション学会) |
1名 |
3.呼吸認定理学療法士 (日本理学療法士協会) |
1名 |
4.地域理学療法認定理学療法士 (日本理学療法士協会) |
1名 |
5.予防理学療法認定理学療法士 (日本理学療法士協会) |
1名 |
6.登録理学療法士 (日本理学療法士協会) |
9名 |
7.協会指定管理者(初級) (日本理学療法士協会) |
1名 |
8.協会指定管理者(上級) (日本理学療法士協会) |
2名 |
9.地域ケア会議推進リーダー (日本理学療法士協会) |
5名 |
10.介護予防推進リーダー (日本理学療法士協会) |
5名 |
11.フレイル対策推進マネージャー (日本理学療法士協会) |
8名 |
12.臨床実習指導者講習会修了(日本理学療法士協会) |
11名 |
13.臨床実習指導者講習会修了(日本作業療法士協会) |
11名 |
14.生活行為向上マネジメント研修修了(基礎)(日本作業療法士協会) |
8名 |
15.生活行為向上マネジメント研修修了(実践者)(日本作業療法士協会) |
2名 |
16.認知症アップデート修了 (日本作業療法士協会) |
7名 |
17.地域包括ケア推進コース修了 (日本言語聴覚士協会) |
1名 |
18.介護予防推進コース修了 (日本言語聴覚士協会) |
2名 |
19.呼吸療法認定士(3学会合同) |
2名 |
20.日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 (日本摂食嚥下リハビリテーション学会) |
1名 |
21.認知症ケア専門士 (日本認知症ケア学会) |
2名 |
22.認知症ケア准専門士 (日本認知症ケア学会) |
1名 |
23.認知症ライフパートナー2級 (日本認知症コミュニケーション協議会) |
2名 |
24.BLSヘルスケアプロバイダー (アメリカ心臓協会) |
2名 |
25. 糖尿病療養指導士(山口県) |
2名 |
26. 介護予防PT.OT.ST指導者養成研修修了(山口県) |
6名 |
27. ケアマネージャー(山口県) |
1名 |
28. 福祉住環境コーディネーター(2級)(福祉住環境コーディネーター協会) |
17名 |
29. Pfilates認定骨盤底筋群エクササイズトレーナー(ピラティスラボ) |
2名 |
30. 健康予防管理専門士(総合ケア推進協議会) |
1名 |
31. 認知症ケア指導管理士 初級(総合ケア推進協議会) |
1名 |
32. NASYU インソールベーシックマイスター(ネイシュー株式会社) |
1名 |
33. 筋膜リリースセラピスト(日本能力開発推進協会) |
1名 |
34. 関節トレーニングインストラクター(関節トレーニング協会) |
1名 |
35. JIMTEF災害医療研修ベーシックコース終了(国際医療技術財団) |
1名 |
36. 急性期ケア専門士(日本急性期ケア協会) |
2名 |
学術業績(新人教育プログラムなどの症例検討発表も含む)
【 学会・研修会発表 】
- 小川健司、他:生化学データから見た超高齢入所者の栄養状態と維持期リハの一考察 第27回山口県慢性期医療協会研究会 岩国市 2020年2月
- 中江誠、他:尿もれを愁訴とする地域在住高齢者への骨盤底筋トレーニングが与えた変化について 第57回日本リハビリテーション医学会学術集会 京都市 2020年8月
- 北﨑晋一郎、他:臨床実習における学生 評定 に 影響 を与える 指導者 要因 の定量化 の 試み -VAS とテキストマイニングによる分析- 日本地域・支援工学・教育合同理学療法学術大会2020 WEB開催 2020年11月
- 長田丈弘、他:筋肉量の増加は筋力と関連しているのか? -体組成の知見より見えたもの- 第4回栄養・嚥下理学療法部門研究会 WEB開催 2021年2月
- 中江誠:医療機関における介護予防事業が地域貢献活動として成り立つための要因について 日本予防理学療法学会 第6回サテライト集会 WEB開催 2021年7月
- 腰悠太朗、他:慢性腎臓病の有する大腿骨転子部骨折術後の腎機能と身体機能に関連する観察症例研究 第30回山口県理学療法学術大会 WEB開催 2021年11月
- 北﨑晋一郎、他:臨床教育者の視点の変化が臨床実習評定に与えた教育的要因について ―教育目標分類の視点から― 第10回日本理学療法教育学会学術大会 WEB開催 2021年12月
- 池永和歌子、他:生活活動拡大に繋がる意欲の向上には心身機能の改善に伴う行動変容が必要である 第35回中国ブロック理学療法士学会 WEB開催 2022年9月
- 市野敏亮、他:通所リハビリテーション利用者のサルコペニアの実態について 第5回中国地区介護老人保健施設大会in山口 WEB開催 2022年11月
- 杉原啓介、他:当通所リハにおけるリハビリテーション会議の実態 第5回中国地区介護老人保健施設大会in山口 WEB開催 2022年11月
- 小野勝弘、他:在宅復帰率に寄与した退所者特性から見えた課題と対策について 第5回中国地区介護老人保健施設大会in山口 WEB開催 2022年11月
- 中江誠、他:コロナ禍での運動とBCAAの摂取は筋肉量と体脂肪量にどのような影響があるのか? 第9回日本栄養・嚥下理学療法学会学術大会、新潟市、2023年9月li>
- 中江誠、他:新型コロナ感染症罹患者への運動介入による死亡転帰と体組成変化について 第11回日本運動器理学療法学会学術大会、福岡市、2023年10月
- 今泉裕希、他:特定施設入居者の転倒インシデントについて −体組成の変化と運動指導に関する百寿者の症例研究− 第32回山口県理学療法学術大会、下松市、2023年11月
- 47. 市野敏亮、他:特定施設の入居者の体組成と運動機能の変化について ―介護予防に間接的な運動に関する運動指導は有効か― 第10回日本地域理学療法学会学術大会、八王子市、2023年12月
- 中江誠:高齢者における体組成の特徴が理学療法の信⽤財となる可能性 九州理学療法⼠学術大会、佐賀、2024年11月
- 中江誠:準ネタキリ患者の体組成と理学療法の意義に関する知見 第28回山口県慢性期医療協会研究会、下関市、2025年2月
- 平田めぐみ:喪失感が強く悲観的だった独居高齢者が在宅復帰に至るまでの心理的変化 第28回山口県慢性期医療協会研究会、下関市、2025年2月
- 塩濱柾晴:100歳代超高齢者が起立・着座運動によって下肢筋力向上が図れ、自宅復帰できた一考察 第28回山口県慢性期医療協会研究会、下関市、2025年2月
【 講演・シンポジスト 】
- 市野敏亮:令和元年度地域介護予防活動支援事業「目指せ120歳!いきいき百歳体操教室」 下関市 2020年2月
- 中江誠:第1期フレイル予防教室修了式・振り返り講座 「フレイル予防教室の振り返りと介護予防」 下関市 2020年9月
- 中江誠:第2期フレイル予防教室修了式・振り返り講座 「健康寿命を伸ばす 介護予防の理解を」 下関市 2022年1月
- 中江誠:山の田地区まちづくり協議会 健康運動プロジェクト部会主催 フレイル予防講演会「健康寿命を伸ばす 介護予防の理解を深める」 下関市 2022年11月
- 中江誠:第3期フレイル予防教室修了式・振り返り講座 「健康寿命を伸ばす 介護予防の理解を深める」下関市 2023年4月
- 市野敏亮、長田丈弘:山口ダイハツ販売株式会社主催 健康安全運転講座 下関市 2023年10月
- 中江誠:下関市三河町講演会「貯金は大事 貯筋も大事」下関市 2024年2月
- 市野敏亮:第4期フレイル予防教室修了式・振り返り講座「フレイル予防」 下関市 2024年3月
- 市野敏亮:下関市三河町講演会「介護予防について」 下関市 2024年5月
- 乘村実沙:山口県理学療法士会・下関地区地域リハビリテーション研修会「楽しく学ぶ運動と栄養のヒント」 下関市 2024年10月
- 市野敏亮:令和6年度フレイル予防講演会(山の田まちづくり協議会) 下関市 2025年3月
【 論文 】
- 小石朋代、他:当法人におけるリハビリテーション専門職員の喀痰吸引と認定制度の取り組みについて 日本慢性期医療協会誌 第139号 2022年2月
【 座長 】
- 中江誠:教育管理系セッション 第28回中国ブロック理学療法士学会 下関市 2014年8月
- 中江誠:口述 一般演題Ⅰ 第29回山口県理学療法士学会 下関市 2019年11月
過去業績はこちら
令和6年6月10日現在