2018/09/14
この度の平成30年7月豪雨でお亡くなりになられた方に心より哀悼の意を表します。また被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。今回「第3回中国地区介護老人保健施設大会in鳥取」の開催が不安視される中、関係者の皆様のご尽力により8月30日、31日に米子コンベンションセンターBIG SHIPで予定通り開催され、多くの方々が訪れました。当施設からはシンポジスト、ポスター・演題発表、座長を行うため8名が参加致しました。
初日は老健施設の未来や目指すべき方向をテーマとした特別講演を聴講し、当施設がより一層、在宅復帰・在宅療養支援機能の役割を果たすために自分たちがなすべき方向性を改めて考える貴重な機会となりました。2日目の演題発表は、2名の発表者がそれぞれ業務で取り組んだ成果を、ポスター発表では「人材確保の取組状況」のテーマで報告をいたしました。
今大会においても『地域包括ケアシステム』の構築は最重要課題として取り上げられましたが、シンポジウムで『ご当地システム』『地産地消』といったキーワードが印象的であり、画一的なものではないその地域、住民、資源をそこに住む人々が知り得て、安心して生活ができる「地域づくり」を内外部の多職種で協働していくことが求められていることを肌で感じることができました。
田中 将司